
楽天市場で買い物をしているのに、「思ったほど楽天ポイントが貯まらない」と感じたことはありませんか。
楽天市場は、楽天カードや楽天銀行などのサービスを利用するSPUに、5と0のつく日やお買い物マラソンを組み合わせることで、ポイントを増やせる仕組みになっています。
ただし、「ポイント最大○倍」という数字だけを追いかけるのはおすすめしません。
倍率を上げるために使わないサービスを契約したり、買う予定のなかった商品を追加したりしては、せっかく獲得したポイント以上にお金を使ってしまうからです。
私が楽天経済圏を活用するうえで大切だと考えているのは、普段使っている楽天サービスで無理なくSPUを上げ、必要な商品をお得なタイミングで買うことです。
さらに、楽天市場で買い物をする前や、楽天カード・楽天銀行・楽天証券などへ申し込む前にハピタスを確認すれば、楽天ポイントとは別にポイントを獲得できる可能性があります。
楽天市場で損をしないための5つの基本
- 楽天カードを基本の支払い方法にする
- 追加費用のかからないSPUから優先する
- キャンペーンのエントリーと獲得上限を確認する
- ポイント倍率ではなく実質負担額で比較する
- 楽天市場の買い物や楽天サービスの申込み前にハピタスを確認する
この記事では、楽天ポイントの仕組みから、楽天カード・楽天銀行の設定、キャンペーンの使い分け、ハピタスでポイントを取りこぼさない方法まで、順番に解説します。
目次
楽天市場のポイントは3つに分けて考える

楽天市場で獲得できるポイントは、大きく分けると「通常ポイント」「SPU」「キャンペーンポイント」の3種類です。
まずは、それぞれの役割を整理しておきましょう。
| ポイントの種類 | 仕組み | 活用の考え方 |
|---|---|---|
| 通常ポイント | 楽天市場での基本還元 | すべての買い物の土台 |
| SPU | 対象サービスの条件達成で倍率上昇 | 普段使う楽天サービスを優先 |
| キャンペーンポイント | 5と0のつく日やショップ買いまわりなど | 必要な買い物を対象期間にまとめる |
SPUは、楽天グループの対象サービスを利用し、決められた条件を満たすことで楽天市場のポイント倍率が上がる制度です。
2026年10月時点のSPUは最大18.5倍ですが、すべてのサービスを利用する必要はありません。倍率を上げるために費用が発生するサービスもあるからです。
例えば、SPUを+1倍にするために月額1,000円のサービスへ新たに加入するとします。
その月に楽天市場で税抜2万円の対象商品を購入した場合、+1倍で増えるポイントは単純計算で200ポイントです。月額料金が1,000円なら、ポイントだけでは800円分のマイナスになります。
もちろん、そのサービス自体に利用価値があるなら話は別です。しかし、ポイントのためだけに契約するのであれば、本当に得なのか考える必要があります。
SPUは倍率より追加負担を重視
楽天経済圏をお得に利用するコツは、何倍まで上げられるかではなく、追加費用を抑えて何倍を維持できるかを考えることです。年会費無料の楽天カードなど、日常生活で使いやすいサービスから始めるのが合理的です。
また、SPUにはサービスごとにポイント獲得上限があり、特典ポイントの多くは期間限定ポイントです。
買い物前には楽天市場のSPU公式ページで、現在の条件と獲得上限を確認しておきましょう。
楽天カードと楽天銀行から優先して整える
楽天市場を継続して利用するなら、まず検討したいのが楽天カードです。
一般の楽天カードは年会費永年無料。楽天市場での対象商品の購入に利用すると、通常の楽天市場ポイントに加えて、楽天カード利用によるSPUが適用されます。
2026年10月時点の楽天カード利用分は、通常分+1倍と特典分+1倍の合計+2倍です。
楽天市場の通常ポイント1倍と合わせれば、基本的に合計3倍が目安になります。ただし、それぞれポイントの算定対象や獲得上限が異なります。
次に検討したいのが楽天銀行です。
楽天カードの利用代金を楽天銀行口座から引き落とすと、条件を満たした楽天市場での買い物について、SPUがさらに上がります。
楽天銀行+楽天カードのSPU条件
- 楽天カードの利用代金を楽天銀行口座から引き落とす:+0.3倍
- さらに買い物の前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取る:+0.2倍
- 両方の条件を満たすと合計最大+0.5倍
単に口座を開設するだけでは条件を満たしません。対象の楽天カードで決済し、所定の引落条件を満たす必要があります。
つまり、楽天銀行で給与を受け取っていなくても、楽天カードの引落口座として利用するだけで+0.3倍を狙えます。
楽天証券を利用する人なら、楽天銀行とのマネーブリッジを設定しておくと、証券口座との資金移動も便利になります。
ただし、マネーブリッジを設定しただけで楽天証券のSPUが付くわけではありません。楽天証券のSPUには、楽天ポイントコースの設定や所定金額以上のポイント投資など、別の条件があります。
楽天経済圏を始めるおすすめの順番
- 楽天カードを楽天市場の支払い方法にする
- 必要に応じて楽天銀行を開設し、楽天カードの引落口座にする
- 投資をする人は楽天証券とマネーブリッジを検討する
- 楽天モバイルなどは、料金や利用価値を比較してから追加する
ここでもう一つ、忘れたくないことがあります。
楽天カードや楽天銀行、楽天証券をこれから利用する人は、公式サイトへ直接申し込む前にハピタスを確認してみてください。
ハピタスに対象広告が掲載されていれば、広告ごとの条件を達成することで、楽天側の入会特典とは別にハピタスポイントを獲得できる場合があります。
同じ口座開設やカード発行でも、申し込む経路によって受け取れる特典が変わる可能性があります。申し込んだ後では経由し直せないので、ここは先に確認しておきたいところです。
5と0のつく日と買いまわりを使い分ける
SPUの基本設定ができたら、次は買い物をするタイミングです。
楽天市場で代表的なのが「5と0のつく日」と「お買い物マラソン」「楽天スーパーSALE」です。
この3つは似ているようで、ポイントが増える仕組みが違います。
5と0のつく日は、毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日に開催されるキャンペーンです。
2026年10月時点では、楽天市場の通常ポイント1倍、楽天カード利用によるSPU+2倍、5と0のつく日特典+1倍を合わせて、合計4倍が基本です。
ここで注意したいのは、5と0のつく日だけで4倍が追加されるわけではないことです。
普段から楽天カードを使っている人にとって、5と0のつく日による上乗せは基本的に+1倍です。
また、キャンペーン分の獲得上限は月間1,000ポイント。開催日ごとにエントリーが必要です。
ただし、開催時間内であれば、買い物を済ませた後にエントリーしても対象になります。忘れたことに気付いた場合は、その日のうちに手続きしておきましょう。
一方、お買い物マラソンや楽天スーパーSALEのショップ買いまわりは、複数のショップで条件を満たすことでポイント倍率が上がります。
原則として、1ショップあたり税込1,000円以上の購入が必要です。判定は送料別・クーポン適用後の金額で行われます。
同じショップで複数回購入してもショップ数は1店舗として扱われ、購入する順番によって買いまわり倍率が変わることはありません。
| キャンペーン | 向いている買い物 | 確認すること |
|---|---|---|
| 5と0のつく日 | 楽天カードでの単品購入 | 開催日ごとのエントリーと月間上限 |
| お買い物マラソン | 日用品など複数ショップでの購入 | 購入金額条件、ショップ数、獲得上限 |
| 楽天スーパーSALE | 複数商品や高額商品の比較購入 | 販売価格、クーポン、買いまわり条件 |
例えば、洗剤や食品など、普段から購入する日用品が5店舗分あるなら、お買い物マラソンに合わせて購入する意味があります。
しかし、倍率を一つ上げるために、必要のない1,000円の商品を買うのはおすすめしません。
仮に、その買い足しによって既存の買い物2万円分に追加されるポイントが200ポイント程度なら、1,000円を支出して200ポイントを得ることになります。
それでは本末転倒です。
ポイント倍率だけで購入を決めない
- キャンペーンには獲得ポイントの上限がある
- 送料・クーポン・消費税の扱いは特典ごとに異なる
- 期間限定ポイントには有効期限がある
- 販売価格が他店より高ければ還元分が相殺される
- 倍率を上げるためだけに不要な商品を購入しない
例えば、楽天市場で1万円の商品を購入すると500ポイント多くもらえるとしても、他店で同じ商品を9,000円で購入できるなら、他店の方が安くなります。
楽天ポイントをたくさん獲得したという満足感より、最終的にいくら支払ったかを重視しましょう。
楽天市場の買い物でもハピタスを経由する

ここまで楽天市場のポイントを増やす方法を紹介しましたが、私がもう一つ確認しておきたいと考えているのがポイントサイトです。
楽天市場のSPUやキャンペーンを活用するだけでなく、ハピタスを経由することで、楽天ポイントとは別のポイントを獲得できる場合があります。
ハピタスは株式会社オズビジョンが運営するポイントサイトで、会員登録料と年会費は無料です。
サイト内に掲載された広告からショップやサービスの公式サイトへ移動し、広告に記載された条件を満たすと、ハピタスポイントを獲得できる仕組みです。
楽天市場もハピタスに広告が掲載されているサービスの一つです。
例えば、ハピタスの還元率が1%で、ポイント算定対象金額が税抜1万円の場合、獲得できるポイントは100ポイント相当になります。
楽天市場側の通常ポイントやSPU、キャンペーンポイントとは別に獲得できるので、条件を満たせばポイントの二重取りが可能です。
ただし、還元率や対象商品、ポイント算定対象金額、獲得上限は広告条件によって異なります。税込の支払総額にそのまま1%を掛ければよいとは限りません。
ハピタスを経由した場合のポイント試算
毎月2万円の買い物がポイント算定対象となり、還元率1%の条件が1年間続いた場合の単純計算です。
- 月間対象購入額:20,000円
- ハピタス還元率:1%(仮定)
- 月間獲得ポイント:200ポイント
- 年間獲得ポイント:2,400ポイント
※実際のポイント数は広告条件、税抜・税込の扱い、クーポン、対象外商品、ポイント上限などによって変動します。
1回の買い物では数十ポイント、数百ポイント程度でも、毎回経由する習慣が付けば差は積み重なります。
そして、ハピタスの魅力は楽天市場だけではありません。
楽天カードの発行、楽天銀行の口座開設、楽天証券の申込みなども、対象広告が掲載されているタイミングならポイント獲得の機会になります。
特に、口座開設やカード発行は同じ新規申込みを繰り返せないため、最初にどこから申し込むかが重要です。
ハピタス経由で楽天市場を利用する手順
- ハピタスへ無料登録してログインする
- ハピタス内で「楽天市場」と検索する
- 還元率、ポイント獲得条件、対象外商品を確認する
- 広告ページの「ポイントを貯める」から楽天市場へ移動する
- 経由後に対象商品を買い物かごへ入れる
- 途中で別サイトなどを経由せずに注文を完了する
- 広告に記載された目安期間を参考に、ハピタスの通帳を確認する
ハピタスには、対象広告でポイントが通帳に反映されなかった場合などに対応する「お買い物あんしん保証」も用意されています。
ただし、すべての広告やすべての取引が無条件で保証されるわけではありません。広告ページの保証表示と適用条件を確認しましょう。
なお、ポイントサイトを初めて利用する場合でも、買い物そのものは楽天市場の公式サイトで行います。ハピタスが商品を販売するわけではないので、普段の楽天市場での買い物に一手間加えるイメージです。
ポイントが付かない失敗を避けるための注意点
ハピタスを経由したつもりでも、ポイントが付かないことがあります。
せっかく経由したのにポイントが付かなかった、ということにならないよう、特に注意しておきたいのが買い物かごとブラウザの操作です。
楽天市場で欲しい商品を探してからハピタスを開く人もいると思いますが、経由前に買い物かごへ入れた商品は、広告条件によってポイント対象外になる可能性があります。
また、ハピタスから楽天市場へ移動した後に、別のポイントサイトや比較サイトを経由すると、広告の計測が正しく行われない場合があります。
ハピタスポイントが付かない主な原因
- ハピタス経由前に商品を買い物かごへ入れていた
- 広告経由後に別のポイントサイトやアプリを経由した
- 途中でブラウザや端末を変更した
- 広告ブロック機能やCookie制限の影響を受けた
- 対象外の商品やサービスを購入した
- 指定された購入方法や申込条件を満たしていなかった
- 広告ごとに設定された利用期限や上限を超えていた
私なら、楽天市場で購入する商品をあらかじめ決めておき、注文するときにハピタスから入り直す方法を選びます。
買い物かごに商品が残っている場合は、広告条件を確認したうえで、いったん空にしてから経由後に入れ直す方が安心です。
さらに、買いまわり期間中に複数ショップで注文するときも、広告側に注文ごとの経由条件がある場合は、その都度ハピタスから入り直しましょう。
楽天カードや楽天証券などの新規申込み案件では、買い物以上に獲得条件の確認が重要になります。
口座開設が完了するだけでよい広告もあれば、指定金額以上の入金や取引などが必要な広告もあります。
ポイント数だけを見て申し込まず、条件達成に必要な費用や手続きまで確認してください。
ポイントが通帳に反映されないときは
まず広告ページに記載された通帳記載の目安期間を確認しましょう。目安期間を過ぎても反映されない場合は、ハピタスの問い合わせ窓口や保証制度の案内を確認してください。注文番号、購入日時、金額などの記録を残しておくと確認しやすくなります。ポイントに関する問い合わせ先は広告の注意事項に従ってください。
まとめ
楽天市場でポイントを効率よく貯めるには、楽天カードや楽天銀行などを活用して無理なくSPUを上げ、5と0のつく日やお買い物マラソンを上手に組み合わせることが大切です。
ただし、ポイント倍率を上げることが目的になってしまっては本末転倒。必要なものを、できるだけ少ない負担で購入することを忘れないようにしたいですね。
そして、楽天市場で買い物をするなら、もう一つ忘れたくないのがハピタスを経由してポイントを二重取りすることです。
ハピタスで利用できるのは楽天市場だけではありません。Yahoo!ショッピングなどのネットショッピングをはじめ、クレジットカードの発行、銀行・証券口座の開設、旅行予約、動画配信サービス、電子書籍など、普段の生活で利用するさまざまなサービスが掲載されています。
私自身も、こうしたポイントサイトを活用してコツコツとポイントを貯めてきました。
貯まったポイントは現金に交換するだけでなく、ANAやJALのマイルに交換して旅行に役立てたり、電子マネーやスマホ決済で普段の買い物に使ったりと、いろいろな形で活用しています。
特に、普段のネットショッピングやサービスの申込みで獲得したポイントをマイルに交換できるのは、旅行好きにとってうれしいところです。いつもの買い物に一手間加えるだけで、次の旅行に使えるマイルを少しずつ増やせるのですから、利用しないのはもったいないと感じています。
楽天ポイントもハピタスポイントも賢く貯めよう
楽天市場ではSPUやキャンペーンを活用し、買い物やサービスの申込み前にはハピタスを確認する。これを習慣にすれば、無理な買い物を増やさずにポイントを貯める機会が広がります。獲得したポイントを現金やマイル、電子マネーなどに交換できるのもポイントサイトの魅力です。
ハピタスは登録料も年会費も無料なので、まだ利用していない人は、この機会に登録してみてはいかがでしょうか。
楽天市場での買い物はもちろん、これから楽天カードや楽天銀行、楽天証券を申し込む予定があるなら、最初にハピタスで対象広告を確認しておくことをおすすめします。
せっかく同じ買い物や申込みをするのなら、もらえるポイントはしっかり受け取っておきたいもの。まずはハピタスに無料登録して、いつもの買い物をもっとお得にすることから始めてみませんか。
本日も最後までご覧いただいて、ありがとうございました。
