
Appleが9月のスペシャルイベントを開催し、新しいiPhoneをはじめ、AirPodsやApple Watchなどの新製品を発表しました。
毎年9月のAppleイベントを楽しみにしている方も多いと思いますが、今回の発表で何といっても驚いたのが、Apple初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」です。
もちろん、定番のProシリーズも大きく進化しています。iPhone 18 Pro/Pro Maxには新しいA20 Proチップを搭載。カメラには可変絞りが採用され、バッテリー性能も向上しました。
さらに、AirPods 5、Apple Watch Series 12、Apple Watch Ultra 4、新しいSiri AIなど、かなり盛りだくさんの内容となっています。
今回のAppleイベントの注目ポイント
- iPhone 18 Pro/Pro Maxが登場
- Apple初の折りたたみモデル「iPhone Duo」を発表
- A20 Proチップを搭載
- iPhone 18 Proのメインカメラが可変絞りに対応
- AirPods 5はANC性能が最大1.5倍に
- Apple Watch Series 12/Ultra 4が登場
- Siri AIは日本語に10月対応予定
それでは、発表会を見ながら撮影した画像とApple公式情報をもとに、今回発表された新製品を順番に見ていきましょう。
目次
iPhone 18 Pro/Pro Maxが発表
Screenshot
まず発表されたのが、iPhoneの最上位モデルとなるiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxです。
今回のProシリーズでは、見た目だけでは分かりにくい部分も含めて、チップ、冷却性能、カメラ、バッテリーといった基本性能が大きく強化されています。
Screenshot
主な仕様をまとめると次のようになります。
| 項目 | iPhone 18 Pro | iPhone 18 Pro Max |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.3インチ | 6.9インチ |
| チップ | A20 Pro | |
| 容量 | 256GB/512GB/1TB/2TB | |
| カラー | バーガンディ/グレイシャー/シルバー/ブラック | |
| 価格 | 219,800円~ | 239,800円~ |
| 予約開始 | 9月12日 | |
| 発売 | 9月18日 | |
A20 Proチップを搭載
Screenshot
iPhone 18 Proシリーズには、新しいA20 Proチップが搭載されました。
発表会ではメモリ帯域幅が50%増加したことも紹介されており、Apple公式では6コアCPU、Neural Acceleratorを搭載した7コアGPU、デュアル16コアNeural Engineという構成が確認できます。
さらに次世代のVapor chamberを採用することで冷却性能も強化。高い性能を一瞬だけ発揮するのではなく、高負荷時にも性能を維持しやすくする方向で進化しています。
48MPメインカメラが可変絞りに対応
Screenshot
カメラで大きな進化となるのが、48MP Fusionメインカメラの可変絞り対応です。
Fusionメインではƒ/1.48、ƒ/1.8、ƒ/2.8、ƒ/4.0を選択できるようになりました。
48MP Fusion超広角、48MP Fusion望遠と合わせて48MP Pro Fusionカメラシステムを構成し、写真撮影を重視してiPhoneを選ぶ方には気になる進化ではないでしょうか。
Pro Maxは最大45時間のビデオ再生
バッテリー性能も強化されています。
iPhone 18 Proシリーズでは最大45時間のビデオ再生に対応。特にPro MaxについてAppleは、iPhone史上最大のバッテリー駆動時間の向上としています。
高性能化するとバッテリー消費も気になるところですが、A20 Proや内部設計の改良を含め、長時間使用にも力が入れられています。
最大のサプライズは折りたたみiPhone「iPhone Duo」
Screenshot
今回の発表会で最も驚いたのは、やはりiPhone Duoではないでしょうか。
これまでのiPhoneとはまったく異なり、本体を開くことで大画面になる折りたたみ式のiPhoneです。
閉じた状態では5.4インチのSuper Retina XDRアウターディスプレイを使用し、開くと7.6インチのSuper Retina XDRフォールディングディスプレイが現れます。
iPhone Duoの主な特徴
- 外側:5.4インチ
- 内側:7.6インチ
- A20 Proチップ
- チタニウムフレームとヒンジカバー
- 48MP Dual Fusionカメラシステム
- 最大44時間のビデオ再生(アウターディスプレイ使用時)
- Apple Intelligence/Siri AI対応
開けば7.6インチの大画面に
Screenshot
iPhone Duoの面白いところは、単純に画面を折りたためるだけではありません。
Screenshot
Appleは折りたたみを前提にiOSの使い方を再設計しており、ブックモードやテントモード、ノートブックモードなど、開き方に応じた使い方ができます。
Screenshot
動画を見る時は大きく開く、普段の操作では閉じた状態で使うといった使い分けができるので、iPhoneと小型iPadの中間のような使い方ができそうです。
iPhone Duoの価格は364,800円から
気になるのは価格です。
| 容量 | Apple Store価格 |
|---|---|
| 256GB | 364,800円 |
| 512GB | 399,800円 |
| 1TB | 469,800円 |
| 2TB | 574,800円 |
最上位の2TBモデルでは574,800円ですから、iPhoneとして考えるとなかなかの価格です。
カラーはスターホワイトとナイトスカイの2色。予約注文は10月16日午後9時から、発売日は10月23日です。
iPhone Duoは発売日が違うので注意
iPhone 18 Pro/Pro Maxは9月18日発売ですが、iPhone Duoは10月23日発売です。予約開始日も10月16日午後9時となるため、購入を考えている方は間違えないようにしてください。
また、iPhone Duoには物理SIMトレイがなく、eSIMのみとなっています。
AirPods 5はANCを搭載して23,800円から
Screenshot
AirPodsも新しくなり、AirPods 5が登場しました。
今回の大きなポイントは、通常モデルを含めてアクティブノイズキャンセリング(ANC)が搭載されたことです。
ANC性能はANC搭載AirPods 4と比較して最大1.5倍。再設計された音響アーキテクチャと次世代Adaptive EQも採用されています。
| モデル | 価格 |
|---|---|
| AirPods 5 | 23,800円 |
| ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5 | 27,800円 |
ワイヤレス充電ケース付きモデルでは、ANCをオンにした状態でケース込み最大22時間再生でき、ステムをスワイプして音量を変更する操作にも対応します。
ライブ翻訳は日本語にも対応しています。一方、新しいSiri AIはまず英語から提供され、日本語対応は10月予定となっています。
AirPods 5は予約注文受付中で、9月18日発売です。
Apple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4も登場
Screenshot
Apple WatchからはApple Watch Series 12とApple Watch Ultra 4が発表されました。
Apple Watch Series 12
Series 12では新しいHealth Sensing SystemとS11チップを搭載。
心拍数や心拍変動(HRV)の測定が強化され、新しい「Readiness」では、最近の活動、バイタル、睡眠スコアなどをもとに、その日の体の状態を0~10で示してくれます。
ケースサイズは42mmと46mm。アルミニウム、チタニウムに加えてセラミックケースも用意されています。
Apple Watch Series 12は予約注文受付中で、9月18日発売です。
Apple Watch Ultra 4
アウトドアやスポーツ向けのApple Watch UltraもUltra 4へ進化しました。
Series 12と同じHealth Sensing SystemとS11チップを搭載し、Readinessにも対応します。
通常使用では最大50時間、低電力モードでは最大84時間のバッテリー駆動時間に対応。長時間のアウトドアワークアウトを記録するMax Extended Workoutモードでは最大45時間の記録が可能です。
ケースは49mmで、ナチュラルチタニウムとブラックチタニウムが用意されています。
Apple Watch Ultra 4も予約注文受付中で、9月18日発売です。
Siri AIがいよいよ本格始動
Screenshot
ハードウェアだけでなく、今回の発表ではSiri AIも大きく取り上げられました。
新しいSiriはApple Intelligenceを活用し、これまで以上にパーソナライズされたAIアシスタントへ進化します。
発表会では、Siriの音声について話すペースや表現力を調整できる「Expressive voices」も紹介されました。
Siri AIはまず英語でベータ提供が始まり、日本語、フランス語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語は10月対応予定です。
今回の発表を見て感じたこと
iPhone 18 Proも着実に進化していますが、今回の主役はやはりiPhone Duoでしょう。
iPhoneを長く見てきましたが、「画面を開くと7.6インチになる」という変化は、単なるスペックアップとは違うインパクトがあります。
一方で364,800円からという価格は簡単に手を出せるものではありません。まずはiPhone Duoが実際にどのような使われ方をするのか見ながら、次世代以降の価格や完成度にも注目したいところです。
まとめ|2026年のAppleイベントはiPhone Duoが大きな転換点に
今回のAppleイベントでは、iPhone 18 Pro/Pro Maxだけでなく、Apple初の折りたたみモデルとなるiPhone Duo、AirPods 5、Apple Watch Series 12、Apple Watch Ultra 4など、多くの新製品が発表されました。
iPhone 18 Proシリーズでは、A20 Pro、可変絞り対応48MPメインカメラ、冷却性能、バッテリーなど、スマートフォンとしての基本性能が大きく底上げされています。
そしてiPhone Duoは、これまでのiPhoneとは使い方そのものが変わる製品です。
5.4インチのiPhoneが、開けば7.6インチになる。
価格は決して安くありませんが、初代iPhoneやiPadが登場した時のように、今後のApple製品の方向性を示すモデルになる可能性があります。
個人的にも、今回発表された製品の中ではiPhone Duoを実際に触ってみたいところです。
iPhone 18 Pro/Pro Max、AirPods 5、Apple Watch Series 12/Ultra 4は9月18日発売。iPhone Duoは10月16日午後9時から予約開始、10月23日発売となります。
購入を考えている方は、価格だけでなく、自分の現在のiPhoneからどの程度使い方が変わるのかを確認してから選んでみてください。
